経営者や管理職をしている人から部下の育成に悩んでいるという話を聴くことが多いのですが、その悩みの中に承認欲求からの卒業ができていない部下に関する悩みが多いと感じています。
承認欲求があること自体は問題ではないし、年齢を重ねても無くなるものではありません。
それに誰かに認められるような行為をして、それを評価されて嬉しい気持ちになることは自然なことです。

ただ、承認欲求から卒業できていない人は、下記のような特徴があってそれが仕事をする上での妨げになっています。

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未熟な承認欲求を持っている人の特徴

  • 成果を出す前に承認を求めている
  • 成果以上の承認を求めている
  • 適切な課題や改善点の指摘を否定と捉える
  • 自分を否定したという相手に攻撃的になる
  • 言い訳、正当化が多い
  • 自分本位な発言、行動が見受けられる

あなたが部下の育成に困っているとしたら、その人には上記のような特徴はないですか?

未熟な承認欲求を持った人が抱えるリスク

未熟な承認欲求を持っていると仕事という本来は誰かを満足さること、不安や悩みを取り除いてあげること、他人と協力すること、などが求められる環境においてなかなか成長することができません。

未熟な承認欲求を持つ部下がいる人は、『この人は時間を掛けても成長しそうにないな、他の人を指導することに時間を割いた方が良いかもしれない』というようなことを薄々感じたということがあるのではないかと思います。
未熟な承認欲求を持っている人は、このような形で仕事の中で上司から見切りをつけられるリスクが高いのです。
社員として会社に所属している場合は見切りは付けられてもクビになることはありませんが、契約社員やアルバイトなら契約の更新をしてもらえる可能性が低くなります。

フリーランスで企業から業務委託で仕事をもらっている場合は、次の仕事が来なくなってしまう可能性が高くなるでしょう。
未熟な承認欲求を抱えているという問題は、自分自身である程度解決しておかないと仕事をする上で相手に関わり難さを感じさせてしまうので、できるだけ早いうちに解決しておくことが大切です。

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