仕事で貢献感を満たすことができる役割

社員同士が仲のいい職場
会社に入ってある程度のキャリアを築き、一定の地位も与えられその責任も果たしていると感じている中で、もう少し自分にできることはないだろうか、今までの経験を活かして別の形でも会社に貢献できるようになることはないだろうかと思っている方に読んでいただきたいと思い『仕事の貢献感』に関する記事を書きました。

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所属欲求、承認欲求の先にある貢献感

新入社員として会社に入ったり、転職をして新しい会社で働き始めると、まずはその職場の中で受け入れてもらいたいという気持ちを持って働くことになると思いますが、ある程度職場に馴染んで仕事も覚えて気持ちに余裕が生まれ始めると自分の働きを認めて欲しいという思いが芽生え始めると思います。
この記事を読んでいる方にもそのような経験があると思います。

これは、集団の一員として受け入れてもらいたいという所属欲求が満たされ、人に認めて欲しいという承認欲求が高まる段階の話です。
所属欲求が満たされ、さらに承認欲求が満たされる状態ということは、その職場で求められる責任を果たすことができていて周囲からの信頼も得られている状態だと言えるでしょう。
適切な努力によって所属欲求と承認欲求が満たされると、その先に芽生える感覚があることに気づく人がいます。
その感覚とは、一緒に働いている人、会社全体、社会などに対して貢献したいという貢献感という感覚です。

貢献感は自己評価によって芽生える感覚

承認欲求が他者からの評価を受けて満たされる欲求ですが、貢献感は自己評価によって自分が周囲に貢献できていると感じる感覚です。
仕事の経験を積み重ねるほど自分の行った業務について適切な自己評価も出来るようになります。
そうなってくると周囲から評価を受けていても『本当にそんなに評価されても良いのか』、『自分はもっとできるのではないか』などの疑問が生まれて、その結果として貢献感を得たいという気持ちが生じるようになります。

貢献感が高まる仕事

貢献感は、自分は周囲に貢献できているという感覚なので、一般的には一部の仕事だけが貢献感が感じられるわけではないと言えます。
しかし、個人的な視点から考えると自分自身が貢献できているという充実感が得られる仕事は限られてくることもあります。
例えば、一定の他者評価が得られていたとしても、その仕事内容がある程度の経験を積んできる自分にとっては簡単だと感じていたら貢献感は感じにくくなります。

仕事の難易度が少し高いと感じられるからこそ、その仕事を行うことで周囲に貢献できていると感じやすく貢献感が満たされやすいのです。
1つの会社の中である程度のキャリアを築いた後、別の仕事をしたいという思いやもっと自分の経験を活かせる仕事がしたいと思うようになっていた場合は、貢献感が十分に満たされないと感じている可能性があります。

自分自身が価値を感じられる仕事をする

貢献感を高めるには、自分自身がその仕事を行うことに価値を感じることができるということが重要になります。
極論を言えば、周囲の人はその仕事の価値を十分に感じていなくても、自分は重要な仕事だと感じることができていて、周囲の人が築いていないけど良い影響を及ぼしていると感じられることをしていれば貢献感は高まります。

むしろ多くの人にはまだ理解ができていなくても、自分や上司、経営者はその仕事の価値を理解していれば、わかる人だけが価値を感じられることをしているということが貢献感を高まりやすくしてくれます。

貢献感を高めるハラスメント対策という取り組み

2022年4月からすべての企業でハラスメントの相談窓口を設置することが義務化されています。
そして社会の中でハラスメントというものに対する問題意識も高まってきています。
そのような状況の中で、ハラスメント対策について経営者に助言ができ、ハラスメントの予防と対処ができる組織づくりに貢献できる人材が求められます。

ハラスメント対策は、ハラスメントが起きないようにすることやハラスメントに迅速に対応する組織を作っていくことでもあるので、対策が上手く機能しているほど周囲には成果を感じてもらいにくい取り組みですが、企業もそこで働く人達も守っていくという重要な取り組みです。
このような役割を会社で担うことは、目立ちにくいけど縁の下の力持ちとして会社と従業員を支えるということでもあります。
ただ、人によっては周囲の人に気づかれなくても職場が平和かつ機能的に運営されていることに貢献感を感じることができると思います。
そのような方には、ハラスメント対策を通じて働きやすい職場づくりを実現することにやりがいを感じられるでしょう。

ハラスメント対策の実行者となる雇用クリーンプランナー

会社の中でハラスメント対策を推進する役割を担うには、ある程度その会社のことを知っていること、社内の人との関係性が築けている必要があるので、所属欲求も承認欲求も満たされ、新しい形で貢献がしたいという思いが生じはじめている人が適しています。
ハラスメント対策は、一定の専門知識が必要となってくるので知識を学びつつ、社内でハラスメント対策を推進できる人材と示すことができる雇用クリーンプランナーを取得することをお勧めします。雇用クリーンプランナーは、クレア人財育成協会が運営している公式認定講座を受講して最終試験に合格することで得られる資格です。
労働トラブルと各種ハラスメントに関する知識と社内で行う対策などについて学ぶことができます。今よりも会社にも一緒に働く人にも貢献したいという意欲のある方は、一度雇用クリーンプランナーについて説明しているページを読んでみて下さい。
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