ハラスメントとは
ハラスメントとは、『嫌がらせ』、『いじめ』のことであると定義されています。
職場では、叱るという行為が必要となる場合はありますが、叱ることとハラスメントは全く別のものです。
叱るという行為は、一人の人間の行為が本人にとって良くないこと、または周囲の迷惑になること、利益を損ねること、損害を生むものであった場合、その行為を止めるように促すものです。
しかし、職場では叱る行為が行き過ぎてハラスメントになってしまうこともあります。
または、立場の対立、感情的な対立から、ハラスメントと呼ばれる行為が生まれることもあります。
さらに異性やLGBTなど性に関する教養の不足がハラスメントにつながっている現状もあります。
悪意のあるハラスメントだけでなく、悪意のないところから生まれるハラスメントもあるので、それによって職場環境が悪くなることを防ぐためにハラスメントに関する研修を提案しています。
ハラスメントの種類
モラルハラスメント
道徳観、倫理観の欠けた行為で他人を傷つけることですが、暴力や暴言だけでなく噂話、
ウソなどで他人に不利益を与えることも含まれます。
パワーハラスメント
組織内で職位の高いものが権限を利用して、相手に損害を与える言動を働くこと。
叱る行為が行き過ぎてパワハラになることもあります。
セクシャルハラスメント
性的な嫌がらせ全般がセクハラに該当します。
職場で立場を利用して性的関係を求めること、不必要な性的発言やボディタッチなども
含まれます。
中には、ジェンダーハラスメントという性に関する差別もセクハラの一種です。
アルコールハラスメント
お酒の席での一気飲み、お酒が飲めない人への飲酒の強要がアルコールハラスメントです。
またアルコールの席での言動が他のハラスメントを生むこともあるので注意が必要です。
上記は、企業内で起きやすいハラスメントですが、他にもさまざまなハラスメントがある
ので、これからの組織運営はハラスメントに関する教養を身につけ、危機管理を行って
おくことも大切です。
ハラスメントに関する研修
ハラスメントに関しては、主に研修を提供しています。
ハラスメントとは何かを学ぶ研修から、個々のハラスメントに特化した研修も行うことが可能です。
特にパワハラとセクハラの研修は、企業様からのご要望の多いテーマです。