企業文化は所属している人の心理傾向から作られている
経営者や会社員の方からの相談の中では、
「なぜ、優秀な社員が辞めてしまう」
「面談をしても、特に問題は出てこない」
「人間関係が悪いわけではないが、部署間の課題がなかなか解決されない。」
「一部の人間が仕事や問題を抱え込み疲弊している。」
という悩みを聴くことがあります。
こういった問題は、個人の能力や性格だけに目を向けても解決をするのは難しいかもしれません。
なぜなら組織全体の心理傾向が状態を作っていて、全体を把握しないとアプローチすべき点も見えなくなっている可能性があるからです。
企業が抱えている課題と企業文化
会社には、それぞれ文化があります。
「何でも言い合える会社」
「上司の判断を尊重する会社」
「波風を立てないことを大切にする会社」
こうした違いは、制度や理念だけから生まれるものではありません。
その組織で働いてきた人達が積み重ねてきた習慣によって文化が、良くも悪くも企業の特徴を作っていきます。
特に企業文化に影響しやすいのは、ストレス下において行われる判断と行動の積み重ねです。
仕事をする以上、一定のストレスが発生するため重要なことほどストレス下で進められています。
例えば
問題が起きたときに「話し合って解決しよう」とする傾向の人が多い組織。
「今は触れないほうがいい」と問題への対応を保留する傾向の人が多い組織。
この違いが積み重なっていくと、全く別の企業文化が生まれ、その文化の影響を受けて課題が生じます。
自社が抱えている課題を生み出している要因が、一時的なものではなく企業文化だとしたら、それを把握して対策を行っていく必要があります。
何となく把握している企業の特徴を明確化する
企業にはそれぞれの文化があるということはわかっていても、経営者が自社の文化はどのような要因によって作られているのかを把握することは簡単ではありません。
なぜなら人の心は目に見えないからです。
そこで今、いくつかの企業には導入して、企業運営の手掛かりにしてもらっているのが企業の心理傾向を分析できる『アイカタ』というツールです。
このツールでは、企業に所属している人達に心理テストを受けてもらい、ストレス下に発生する心理的特徴を数値化することができます。
その数値をもとに、企業全体の心理傾向、そして上司と部下の相性を分析することができるようになっています。
企業全体の心理傾向からは、その企業の文化が見えてきます。
ストレス下においてどんな心理傾向と行動が生じる人がいるのかを見ることで、その企業の文化と抱えている課題の関係を分析することができます。
そして、分析によって具体的にどのような施策を進めていくことが望ましいかも見えてきます。
多くの経営者も管理職も、自社や自分が受け持つ部署の特徴は何となく把握できていると思いますが、数値化をしてグラフにして見ることによって理解が深まるでしょう。
具体的にどのような分析ができるのかは、YouTube動画で説明しているのでご覧ください。
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