
能力はあるのになぜか思うように結果が出ない・・・。
ということを経験した、あるいはそういう人を見たと思い当たることはありませんか?
実は、結果を出すために必要なのは能力だけではありません。
能力を発揮するための心の力が必要なのです。
そこでこの記事では、人が能力を発揮できるかどうかを左右する「心理的資本」についてお伝えしようと思います。
心理的資本とは何か?
心理的資本とは、働く人が仕事に対して前向きな感情を持ち、いきいきと働く心の力のことです。
知識やスキル(人的資本)、人脈(社会関係資本)といったビジネスで結果を出すために必要な要素を動かす心理的なエネルギーといえるでしょう。
車に例えるなら、人的資本や社会関係資本が車体やタイヤやハンドル、各種部品だとすれば、心理的資本はエンジンと車を動かす仕組みだと言えます。
心理的資本の4つの要素
心理的資本は、4つの心理的要素の総称です。
その4つとは以下の要素なのですが、それぞれの頭文字を取ると『HERO』と呼ぶことができます。
心にHEROが宿っているかどうかが、何かを成すことができるかを左右すると言えるのです。
| 要素 | 内容 |
| Hope(希望) | 目標を設定し、そのために積極的に行動するエネルギー。 |
| Efficacy(自己効力感) | 「自分ならできる」と思える心理状態。 |
| Resilience(回復力) | 逆境や失敗から立ち直り、前に進む能力。 |
| Optimism(楽観性) | 現在の成功や将来の可能性をポジティブに捉える力。また、ネガティブな出来事は外的要因に帰属させる力。 |
なぜ心理的資本が重要なのか
心理的資本はワーク・エンゲージメントを高めることに寄与します。
ワーク・エンゲージメントとは、仕事に対してやりがいを感じ、熱心に取り組み、仕事から活力を得ている状態のことです。
そのため、心理的資本を高めることは、パフォーマンスを向上させ、業績アップにも繋がるのです。
企業という視点から見ると従業員の心理的資本が高まることは、一人当たりの生産性向上つながるのですが、個人にとっても燃え尽きることなく、やりがいを持って働き続ける心の体力の向上と仕事をする上での充実感にもつながります。
心理的資本を高める方法
「心理的資本というものがあり、それが大切であることはわかったけど、私はもともとメンタルが弱いから心理的資本も低い」と思っていませんか?
でも、それは間違いです!
心理的資本とは、「生まれ持った性格」ではなく、「鍛えることのできる資源」なのです。
スポーツの練習で技術を磨いていくのと同様に、心の持ち方も訓練できます。
では、どのようにして鍛えていけばいいのでしょうか?
4つの要素ごとに見ていきましょう!
Hope(希望)
目標を設定する
・段階を分けた設定→ハイレベルな目標だけでなく、それを細かく段階を分け、少し頑張れば届く目標にまで落とし込む。
・肯定的な目標→「〜しない」といった否定的な目標ではなく、「〜する」といった肯定的な目標に明確な目標を設定することで、達成したいという気持ちが湧きます。
具体例
会社に着いたときに、まず今日取り掛かるタスクを決める
Efficacy (自己効力感)
成功体験を積み重ねる
小さな目標を達成することで、「私にもできた」という自信に繋がります。これを積み重ねていくことが大切です。
グループでの取り組みを行う
代理経験(他人の成功を見て学ぶこと)によって、あの人ができるには、私にも、、、と思えると良い刺激になります。
具体例
周りの人に、積極的に成功した理由やコツを聞き、イメージを持つ
Resilience (回復力)
自己分析をする
自分の思考の癖を知り、どういった状況でネガティブな考えになるのかを知っておけば、ポジティブな考えに変換することもできます。
今に目を向ける
終わったことは考えても変えることはできません。「今からできることは何か」に意識を向けることも大切です。
具体例
失敗したときに、そこから挽回するために何をするべきかを書き出す。
Optimism(楽観性)
自分を認めてあげる
目標達成とはいかなくても、うまくいっている点があるはずです。良い結果に目を向け、自分はできていると褒めてあげましょう。
その上でそこからさらに学びを深めればいいのです。
ネガティブなことは「一時的に」
ネガティブな出来事が起こった時に、過剰に悲観せず「今だけ」のものだと考えることも有効です。
また、アクシデントが起こったときを想定して、対応の仕方を考えておくことで、不安や緊張を軽減することもできます。
具体例
1日の終わりに今日できたことを振り返る。
心理的資本は人が何かを成すための原動力
どれほど性能高いパーツをより集めて車を作っても、エンジンと仕組みの性能が高くないと良い走りは生まれません。
心理的資本は車にとってのエンジンや仕組みのように、人が行動する上で原動力になるものです。
心理的資本を高めることで、幸福度が増すだけでなく、自分の持っている100%の力を発揮することができるようになります。
これからの時代、ますます重要視されることになるでしょう。
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