「知識もスキルもあり経験も豊富だと自他ともに認められている。しかし、能力は十分にあるはずなのに何故か結果が出ない」といった経験をした、あるいはそういう人が近くにいたことはありませんか?
結果が出ないのは、”能力不足”だと思われがちですが、実際はそうではないことも多いのです。
今回の記事は、知識やスキルは持っているのに結果を出すことができていない人に足りていないものについてお伝えしたいと思います。
人的資本を活かすために必要な心の力とは
結果を出すために必要な要素には知識やスキルがあります。
それらは人的資本と言われるものです。
企業は、人の知識やスキルが向上するための投資をして、人という財産の価値を高めましょうというのが人的資本経営と言われるものです。
企業が従業員の知識とスキルが向上するための投資をして、それらは確かに高まったけど結果にはつながっておらず、企業の生産性が向上しないという状態は、人的資本だけでは不十分だということです。
では、知識やスキルがあるのに結果を出すことができない人は何が足りないのか・・・。
それは『心理的資本』と言われる心の力です。
心理的資本については、こちらの記事に詳しく書いているのでご確認ください。
心理的資本が足りない人の特徴
心理的資本がどのようなものかは、上記の記事を読んでもらって理解できたと思います。
では、心理的資本が足りない人にはどのような特徴があるのでしょうか。
希望、自己効力感、回復力、楽観性のそれぞれの観点から結果が出せない人の特徴を見ていきましょう。
①やり方に固執してしまう|希望の欠如
「これしか方法がない」と思い込み、行き詰まっても「別の道」を探せない。
視野が狭い、価値観が偏っている、経験不足などから複数の成功ルートを想像することができないのです。
②不安や緊張があって、100%の自信がないと挑戦できない。|自己効力感の欠如
知識はあっても、準備に時間がかかりチャンスを逃してしまう。
自分の持っている能力で他者や環境に働きかける力があると信じることができないという状態です。
③一度失敗してしまうと過度に落ち込んでしまう|回復力の欠如
小さなミスや批判一つで数日間立ち直れなくなる。
ミスにつながった要因ではなく、自分という存在に問題がある可能ような評価をしてしまう人は、ミスをすると必要以上に落ち込んでしまいます。
④できない理由から探してしまう|楽観性の欠如
「どうせうまくいかない」という認知の癖があり、能力を「守り」に使ってしまう。
優秀な人ほど、これまで成功してきた経験があるからこそ、「一度の失敗で評価が崩れること」を極端に恐れてしまいます。
その結果、自分の能力を「攻め」ではなく、自分を守るための「ブレーキ」に使ってしまうのです。
心理的資本を身につけるための心掛け
では、自分の心理的資本が欠けているかもしれないということが分かった時、どうすれば身につけられるのでしょうか?
これも4つの要素に分けて具体的なアプローチを紹介します。
①「道筋」は一つではないことを脳に覚え込ませる
具体策:業務を始める前に最初から「他にどんな手があるか?」と、2〜3パターンの道筋を書き出しておく。
一つの道が閉ざされても、「次の手がある」と思えるようになり、目標への意欲が途切れなくなる
②100点の「成功」ではなく、10点の「完了」を目指す
具体策:「まずはメールを一通送る」「資料の目次だけを作る」など、絶対に失敗しない極小のタスクに分解する。
小さな完了(成功体験)が自己効力感につながる
③失敗を「人格否定」ではなく、「改善データ」と捉える訓練をする
具体策:ミスをしたときに、「なぜ私はダメなんだ」と考える時間を「この失敗から学べる次回の対策案は何か」と考える時間に切り替える。
失敗のダメージを軽減し、早く立ち直れるようになる
④精神論ではなく、過去の事実に基づいたポジティブな予測を立てる
具体策:「以前、似たような状況をどう乗り越えたか?」「このチームの強みは何か?」と、うまくいく可能性をリストアップする。
漠然とした不安を事実で打ち消し、建設的に前進する力を養う。
心理的資本は高めることができる
あなたが十分な知識やスキルを身につけていても、心理的資本が欠けていれば性能の低いエンジンを乗せた高級車のようなものです。
1つ1つのパーツは優れていても、それを動かすための力は低いという状態です。
もしあなたが能力がある実感はあるのに結果が出せないというのであれば、心理的資本を高める努力を始めましょう。
心理的資本は、生まれつき変わらない能力ではなく、努力によって開発が可能と言われています。
当社では、心理的資本を高めるためのコーチングプログラムを提供しています。
それはHEROコーチングプログラムというもので、心理的資本の4つの要素を高めるコーチングを行うオンラインコーチングのプログラムです。
約1~2ヶ月かけて4回のコーチングとフィードバックを兼ねた5回目のコーチングを行い心理的資本の向上を目指します。
コーチング開始前と終了後のは、心理的資本の測る心理検査を行い変化を見ます。
※5月までにHEROコーチングプログラムの申込ページを公開します。
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