上司のため息が気になるという方へ

みなさん「フキハラ」というものがあるのをご存じですか?
フキハラとは、ため息によるハラスメントのことを言います。
本来、ため息は心理的な負荷が掛かった時にその負荷を一時的に和らげるために行っているものですが、それが場合によっては他人にハラスメントと感じさせてしまうことがあるそうです。

下記の記事は、フキハラについて取り上げているのですが、主に以下のようなことが書かれていました。

  • 意図的なため息、過度につくため息は、不機嫌であることを相手にアピールする「フキハラ」に当たる場合がある。
  • 「フキハラ」と思われるため息の仕方は主に3つある。
  • 「フキハラ」は上司が自分の心理状態をアピールするために行っていることが多い。
  • 本来、ストレスに対するため息は自己防衛の手段

ため息はハラスメント?上司の「はぁ~」に不快の声 精神科医がおすすめするため息と対処法【Nスタ解説】

「フキハラ」は不機嫌であることを相手に伝える行為

そもそも「フキハラ」とは、不機嫌ハラスメントの略で、相手に自分が不機嫌であることをアピールして、相手に心理的な圧力を与えようとする行為です。
ため息以外にも、機嫌が悪いことをあからさまに表情に出す、物を乱暴に扱う、舌打ちをするなどの行為も不機嫌ハラスメントに当たるでしょう。

この記事では、不機嫌ハラスメントの中でもため息を取り上げていますが、相手に不機嫌であることを伝える行為の中でも比較的容易に行うことができるため、上司や先輩などのため息に悩まされている人も多いのではないかと思います。

ため息の使い方を間違っている人

本来ため息は不機嫌であることを表現するための行為ではなく、呼吸を整えて心を落ち着かせようとする防衛反応であり、無意識に出てしまうものです。
決して不機嫌であることを表現するための行為ではなく、本来の目的で出るため息は本人もため息をつく行為を無意識でやっているのです。

ため息はストレスを逃がすための行為

ため息は防衛反応だと説明しましたが、もう少し具体的に説明すると人間の心身にストレスが掛かっている時に昂っている交感神経の働きを無意識に落ち着かせようとする反応がため息なのです。
交感神経が昂ると呼吸が浅くなり、酸欠状態になってしまうため、それを解消するためのため息をついて新しい酸素を取り込もうとする時にため息が出ているのです。

このような理由でため息をついている人を見た時、私達は不機嫌さを表現していると感じることは少なく、本当に困っているように見えたり、疲れているように見えているはずです。

ただ、無意識にでもため息が多い人には注意が必要です。
自分は無意識でため息をついていても、その頻度が多すぎると周囲の部下たちにとっては不機嫌ハラスメントだと感じさせてしまう恐れがあるのでため息を少なくする対策をしましょう。

不機嫌であることを伝えるためのため息

これに対して不機嫌であることを相手に伝えることが目的のため息は意識的に行っています。
その背景には、『自分の気持ちを察しろ』という圧力があり、相手に精神的な負荷を掛けるという意図があると感じられます。
この場合は意図的にため息をついているわけですが、それをされた人の気分は良いわけがありません。
不機嫌になってしまうことは仕方がなくても、不機嫌であることをため息で表現することは相手の気分を害して人間関係も悪くなるし、仕事ならフキハラをされた相手の課題に取り組むモチベーションも下がってしまいます。

ため息で自分の気持ちを伝えようとする行為は、人間関係においてもビジネスにおいても非生産的な行為であり、迷惑な行為です。
そのような上司に出会った時は、この人はストレス耐性が低い、処理できる仕事のキャパが少ない、自分の感情を抑えて最適な支持を出すための思考力と言語力が少ないと思いましょう。

ため息で不機嫌さを伝えようとする人から自分の心を守る心構え

自分のミスで問題が生じている時は、それを反省する気持ちと対応するために考えを巡らせることは必要ですが、上司からの向けられる不必要な行為を受け止める必要はありません。
そもそも仕事は上司のためにやっているわけではなく、社会のためにしていることであり、そのためのチームが会社などを含む組織です。

ため息を使って不機嫌ハラスメントをする上司がいたら、その人の気分がどうであれ自分がやるべきことは変わらないと考えていいと思います。
自分の責任をしっかりと果す働き方をしていれば、上司が変わればそれを理解してくれる人に出会えることもあります。
また自分の仕事の力量が高まれば、フキハラをする上司の中にもそれを認めて態度が変わる人もいます。
このような人は、性格はそんなに悪くないけどストレス耐性が低いだけということが多いです。

今の職場にはハラスメントをする人ばかりで、部下の仕事の成果に関係がなく不機嫌ハラスメントを続ける人しかいないということであれば転職を考えても良いと思います。
他人が作る雰囲気の悪い環境で働き続ける義務はないので、日常の大半を過ごす職場に自分の不機嫌さで雰囲気を悪くする不機嫌ハラスメントをする人しかいないような環境からは早く抜け出しましょう。

フキハラをする人はいるけど、自分にはこの会社で働く意味があると考えている人は自分の精神状態が追い込まれないように気を付けながら実力をつけていきましょう。
自分の仕事の力量が上がり、立場も変わっていく中で影響力を持つことができるようになるので、そうなれば自分が職場の雰囲気をある程度作れるようになります。

そして最後に改めて伝えたいのは、ため息で不機嫌ハラスメントを行ってくる人は、ストレス耐性が低く心に余裕のない人でもあるので、そんな人に自分の日常を害される筋合いはないという気持ちを持っておくことが自分の尊厳を保つために大切なことだということです。

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