ストレスレベル
職場のストレスレベルが高いと従業員のモチベーションとパフォーマンスの低下、その先の売り上げの減少、そして従業員の健康状態の悪化、離職率の増加などにつながります。
本稿では、管理職として以下に職場のストレスレベルを下げるのかということをテーマにストレスレベルの高い職場の特徴やストレスレベルの下げ方を紹介しています。

管理職の力で職場のストレスレベルは低くなる

自分が働いている職場はストレスレベルが高いのか、それとも低いのかを推測する上で指標となる基準は以下の4つです。
職場のストレスレベルを下げるには、まずはストレス要因を無くすことが近道なので、どんなストレス要因があるかを紹介します。
自分の職場はどうなのか、上司として下記のような条件を生み出していないか振り返ってみてください。

ストレスレベルが高い職場が抱える4つの特徴

1.仕事量が多くて勤務時間が長くなり、気分転換をする余暇の時間もない
2.会社、部署の方針が一貫せず、上司の指示がコロコロと変わる
3.自分の立場に見合わない程の重い責任を負わされる
4.納得のいかない人事評価が行なわれている

上記のような特徴がある職場はストレスレベルが高くなってしまいますが、これらの特徴を生み出す背景にパワハラ的な言動がある場合は、ストレスレベルはさらに高くなります。
『できる上司』はストレスのない職場を実現する職場のストレスレベルを下げるという課題を解決するには、マネジメントをする立場の人が『できる人』になればいいのです。

仕事の効率化を測れば、1つ目の課題は解決します。
上司が方針を明確にして、それに沿った一貫的な言動ができれば2つ目の課題は解決します。
役職に見合った責任を持ち、部下にも立場や能力に見合った課題と責任を与えるという采配が振るえれば3つ目の課題は解決します。
誰に対しても一貫した基準で人事考課を行えば、4つ目の課題は解決します。

行使できる権限が大きい人は影響力も大きい

企業のコンサルティングを行う中で経営者や管理職の方の話を聴かせていただくと、管理職が職場のストレスレベルがどれほどなのかを意識して取り組んで頂くことが働きやすい職場、従業員がパフォーマンスを発揮できる職場を作るための近道だと感じます。

それは、管理職の人だけに問題があるということではなく、下位の役職の人たちにも課題や問題はあったとしても、人間の影響力の大きさは、行使することができる権限の大きさと相関関係にあるので、上位の役職の人達から変わることが会社の成長につながりやすいからです。

今、職場で一定の権限があり、部下がいるという人は、4つのストレス要因を小さくすることを意識して行動してみてください。
そうすると部下の中で力を発揮する人も増えるし、自分自身のマネジメント能力も大きく向上すると思います。

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