会社の経営を引き継ぐためのコーチング

事業継承を控えた経営者が、経営を引き継ぐ人との関係やその人のことについて相談に来られることがあります。
事業継承は、仕事の進め方、社内や社外の人脈や情報、経済状況などを引き継いでいかなければなりませんが、経営者が苦労する点がメンタル的な部分です。
心構えや方針の理解は、行動や人間関係にも影響するので重要なのですが、可視化することが難しい部分があるため、多くの経営者が次の人に引き継ぐ際の課題になるのだと感じています。

事業継承の相談では、身内に引き継ぐケースと他人に引き継ぐケースでも違いがあるので、2つのケースに分けて説明したいと思います。

身内への事業継承の課題

身内に事業継承を行う場合は、会社での関係だけでなく、個人的な関係性があるため事業継承の際に個人的な関係性から生まれるこだわりわだかまりのようなものを解消しておくことが望ましいと言えます。

事業承継の相談は、身内、特に自分の子供に事業を継承する方からの依頼が多いのですが、その理由は、親子関係の中で形成された心理的なこだわりやわだかまりが事業承継の課題になるからだと感じています。

AXIAは、親子関係、親子関係の影響を受けて悩む人のカウンセリングも行っているため、親子関係の心理的葛藤を解消していくコーチングを行うことが可能です。
親子間の事業継承でお悩みの方はご相談下さい。

他人への事業継承の課題

他人に事業継承を行う際は、基本的には会社を通じた人間関係が現経営者と次期経営者の関係であるため、誰を人選するかという点が重要になります。
自分が経営してきた会社がどのような方針で、何を重視してやってきたから今があるのかという点をよく理解して、心理的な面で大切なことを継承してくれる人であることが望ましいと言えます。
その上で、現在の経営状況に見合った資質、能力を持っていることも重要な要素です。

ただ、中小企業の場合は、たくさんの候補から次期経営者を選べるわけではないので、何度も話し合いを重ねて心理的に重要な部分を継承していくことが大切です。

 

コーチングの内容

事業承継のためのメンタルコーチングは、最初は経営者の方が相談に来られますが、途中から経営を引き継ぐ人のコーチングも行っていきます。
ある程度双方の話が聴けた段階で、現経営者と次期経営者に一緒にコーチングを受けていただき、事業継承がスムーズに行くように話を進めていきます。

当事者だけの話し合いでは、お互いの思いがぶつかったり、片方が思いを表現できないことで、心理的な部分の継承が上手くいかないことがあります。
中立的な立場の者が話し合いに加わることで、お互いの思いを反映させた事業承継になるのでコーチングを上手く活用して頂ければと思います。

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