役員に関するつの悩み

経営者から、自社の役員が思うような働きをしてくれないという悩みを頂くことがあります。
また、役員の行動に対して困っていることがあるという相談もあります。
信頼をして役員を任せた人が、役員を任せた後から経営者にとっての悩みの種になることも
よくあり、その理由には下記のようなものがあります。

 

役員という立場と個人の意識と能力

経営者が役員の働きについて悩むのは、役員という立場を与えた者にその立場に見合った意識
と能力が欠けていることが原因であることがあります。

多くの会社では、利益を生む実務の取り組み方や成果を評価されて出世していきますが、
利益を生む実務に必要な能力が高く、その実務に対する意欲があるからと言って役員という
会社を運営する土台となる仕事が得意であり、そこに意欲があるとは限りません。

役員は、兼任として直接利益を生む仕事をする場合もありますが、利益を守る仕事や従業員の
活動を支える仕事が本来の仕事です。
しかし、利益を生む実務を評価されて役員になっても、役員としての意欲と能力が何かを理解
しないまま働いている人が多いため、経営者にからすると役員の働きに対して不満が出てしまう
のです。

この悩みについては、具体的な状況を聴きつつ、経営者が役員とどういう話をすべきかを明確
にしたり、役員の方にコーチングを受けて頂くことで変化を促していくこともあります。

 

役員が引き起こすトラブル

役員は、一定の権限があるからこそ役職に就くと同時にその役職に見合ったモラルや危機管理
の意識が必要になります。
しかし、モラルも危機管理の意識も低い人もいて、パワハラやセクハラ、部下との不倫や経費
の過剰な使用など、さまざまな問題を生じさせてしまう人がいます。

このような役員に対してどう対処していくべきかという相談を頂くことがありますが、どんな
対処が必要だとしても、それにはスピードが求められることが多いので、早く相談に来て頂く
ことが望ましい問題です。

 

コーチングの内容

役員に関する相談は、主に上記の2つが多いです。

役員は権限も大きく、責任のある立場なので、その人の状態が会社に与える影響は役員以下の
役職の人の比ではありません。
実際に、経営者が抱えている悩みは、従業員の変化を促すよりも役員の変化を促す方が解決
しやすいというケースもたくさんあります。

役員という影響力が大きい人に関する相談は、放置しておくと悪い影響なら会社に与える
ダメージも大きいので早めに相談に来て下さい。

 

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