初めまして。AXIAの伊藤香子と申します。
接遇マナーやコミュニケーションなどについて研修講師を務めております。
研修を通して皆様にお会いできることを楽しみにしております。
本日よりブログデビューをさせていただきました。

多くの企業、学校などで新年度がスタートしたこの日に、新元号「令和」が発表されました。
昭和から平成に変わった時は今回とは違い、寂しさ、悲しさなどの感情の中に静けさと慌ただしさが
相まって、独特な雰囲気だったことを覚えています。

今回は元号が決まるスケジュールなどがきちんと示されており、個人的にはワクワクしながら明るい
気持で発表の日を迎えることができています。
新しい時代を計画立てて迎えることができる、現代らしい光景だと感じました。

 

さて、経団連が毎年発表している「新卒採用に関するアンケート調査」によると、選考の中で重視
した点は15年連続「コミュニケーション能力」が第1位。第2位は9年連続で「主体性」です。
今回は「コミュニケーション」について考えていきたいと思います。

 

「コミュニケーション」とは何なのでしょうか

コミュニケーション能力に自信がある、という方の多くはとても上手に話をされます。
しかし私は、よくしゃべる=コミュニケーション能力がある ではないと思っています。

周囲の話を聞かず、ひとりでしゃべっている人にコミュニケーション能力を感じることはありません。
とはいえ、全く言葉を発することなく無表情でじっと聞いているだけの人にもコミュニケーション
能力を感じることはありません。

ポイントは「きく力」

「きく」には「聞く」「訊く」「聴く」といくつか漢字の違う「きく」がありますね。

それぞれを簡単にご説明すると、
「聞く」は何か音が耳に入る、くらいの聞き方です。
「訊く」は質問する、つまり自分から話すことも含まれます。
「聴く」は相手の言うことにしっかり耳を傾けることです。

コミュニケーションの中で重要な「きく」は「聴く」です。「傾聴」という言葉もよく使われます。

ここで、会社の中でよくあるシーンを取り上げてみます。

 

例えば、とても忙しい時に部下や後輩から話しかけられた(もちろん仕事のことで)とします。

部下、後輩 「すみません、ちょっといいですか」
上司、先輩 (PC、書類に目を向けたまま無表情で)「今忙しいから後で」

(部下、後輩の話し方にも問題はありますが今回は置いておきます)
これでは部下、後輩は二度と話しかけたくなくなります。

同じ状況でも
部下、後輩 「すみません、ちょっといいですか」
上司、先輩 (手を止めて、相手を見ながら柔らかく)「申し訳ない、至急の案件があるので、
30分後でもいいかな」

そうすると部下、後輩は30分後に迷いなく上司、先輩に話しかけることができます。

忙しい時ほど手を止めて、話をしている相手をしっかり見て、聴く。
良好なコミュニケーションの第一歩だと考えます。

ぜひ試してみて下さい。

 

自分自身を思い返しても「話し方」は小さい頃からよく教えられたように記憶していますが、
「聴き方」をしっかり教わったことはないように思います。だからこそ私達が意識しなければ
できないことなのです。

この春から仲間入りした新入社員は右も左も分かりません。
上司、先輩を見て学ぶしかありません。ぜひ良いお手本になってあげてくださいね。

AXIAの研修では、「コミュニケーション研修」のひとつとして、「きく」ことの大切さを
ワークを通して実感していただきます。
「当たり前のことを当たり前のようにできる」社会人を目指して楽しく学んでみませんか?

 

 

研修、コンサルティングの主なテーマ
リーダーシップ    ・ハラスメント    ・ストレスマネジメント
コミュニケーション  ・接遇、接客マナー